6/18/2012

型染め

 

先日、素敵なデザインの手ぬぐいを見つけました。
歌舞伎を題材にしてあり、
高橋宏光さんという 版画家のもの。


とても気に入り、いくつか購入しようと思ったところ、
気に入ったのはなんと全て完売!

その後、高橋宏光さんのことを調べてみると、
お母さまは型染め作家の方でした。
添田敏子さんとおっしゃるその方の作品も、
なんとも素晴らしくて、作品集を注文していたのが
本日届きました。

例により、古本屋さんで探し、破格(!)で手に入れたもの。


型染めというものの素朴な愛らしさが大好きで
15年前には、紅型染めをかじったこともあります。
(その頃の夢は、娘の成人式の着物を染めることでしたが・・・)

 渋紙から図案を切り取り紗張りして
一区切りずつ反物の上に色を置いていくのですが、
とても大変な作業でした。


 筥迫や櫛、簪に扇・・・
一つずつ色が違い、見ているだけで華やぎます。


 


 

赤い色が好きなので、どうしても赤いものばかり選んでしまいますが、
どんな風にお太鼓に模様が出るのか、
想像するのも楽しい。



 こんなことをしていると、一時期着物を着たくて
頑張って練習していたことが思い出されます・・・(遠い目)。
いつか、また時間が出来て、着る機会があればいいのですが。
着物を身に着けた時の
背筋も心もシャンとなる、あの独特の感じが
とても快感でした!

まあ、でも今年はまた浴衣くらいかな・・・。