ジェーン・エアが最近また映画化され、是非見に行かなくては・・・と、
今日は都会に出かけてきました。
京都でも大阪でも、たった一つの劇場でしか公開されなかったので、
普段なら足が向くのは京都なのですが、
今回は、交通の便のよかった大阪駅の 劇場へ。
上映時間がちょうどいいのが無くて、
朝一番の、9時15分(!)のを見てきました。
ジェーン・エアは以前も書きましたが、大好きな古典文学。
何度も読んだだけに、思い入れは深いのです。
映画そのものは、悪くはありません。
1800年代のイギリスの貴族の屋敷が舞台なので、
室内も、それを取り巻く自然も、文句無く美しい。
主役の女優さんも悪くは無いのだけれど、
トータルではブラボーとは言い難かった。
2時間の映画だと、物語の細部がどうしても疎かになるのですね。
残念。
でも パンフレットの横顔は、とても美しい。
映画のあとは、新しく淡路町に移転した
麻の葉工房のアトリエに遊びに行ってきました。
前のアトリエも素敵でしたが、こちらもなかなか落ち着きます!
ジェーン・エアの話題で、W氏が珍しいものを見せて下さいました。
関西学院大学より出された アン・ブロンテの「アグネス・グレイ」です。
ブロンテ姉妹は、一般には
「嵐が丘」のエミリー・ブロンテと「ジェーン・エア」のシャーロット・ブロンテが有名ですが、
もう一人、末娘のアンも、作家でした。
残念ながら手に入りにくく、私も読んだことはないのですが・・・
この3姉妹の作品は、有名どころしか手に入りにくいので
ブロンテ全集が復刊しないかなぁ、と溜息。