2/06/2010

慌しい中・・・



このところ、とにかく忙しい毎日です。

出かける用事が何かと多く、そうなると必然的に
家に居る時にしなければいけない作業は増え、
人形を窯に入れつつ、衣装やかつらを作り、
おまけに
教習所に通い始めた娘の送り迎えも合間にちょこちょこ・・・

そんな中、画家のMさんが短時間ですが
我が家にいらして下さいました。

来月予定されているチュニジア行きのお話や、
お互いの近況、音楽の話など、
楽しくおしゃべり。

そして、以前に我が家からお貸しした本の代わりに・・・と
差し出された一冊の本。

「お好きかなぁと思い・・・」

いや、もちろん好きなんですが・・・
好きだけに実はもう持っている本でした・・・!
その本は、
「森茉莉かぶれ」 早川茉莉

なんと、Mさんは著者の早川茉莉さんとお知り合いだそう。
ホント、世の中狭いものです。
早川さんがこの本を執筆された、京都の銀月アパートメントは
私にとっては外から覗くだけの憧れの場所ですが、
Mさんはよく訪れたそうで、
その素敵な内装のお話に、胸が高鳴る想いでした。

すぐ近くには、これまたお気に入りの洋館・駒井邸があり、
疎水沿いのこの辺りは、京都でもっとも心惹かれる場所かもしれません。
あぁ、また訪れたい気持ちがムクムクと・・・。


「それじゃあ、代わりにこれを。」
と、貸していただいた本。

「光を旅する言葉」 中原秀雪

表紙の絵は、Mさんによるもの。
美しい響きのタイトル・・・就寝前に楽しませていただきます。


Mさんのデッサン画のA.Tに寄り添っているのは、
先月、9割5分完成した私のA.T。
最初のイメージは、対話する度にどんどん変化し、
思いがけず、お茶目な女の子となりました。


けれど、デッサン画のA.Tのように、
ショートヘアであっさりとした子も可愛いなぁ・・・。

と、ここまで記していた時、祖母の施設から電話が。
なんと、大腿骨を骨折して、緊急入院してしまいました。
春で94歳の祖母、もう片方の大腿骨も、5年前に骨折しているのに・・・。
これから、更に忙しくなりそうです。
どうぞ、祖母の怪我が早く治りますように・・・。