この可愛らしい押し絵の屏風は、昨年、W氏の工房で初めて母が教えていただいたもの。
洋間に飾ってみましたが、雰囲気が変わり、華やぎました。
一緒に置いた市松さんは、これまた私が7年前に初めて作った市松人形。
名前は柊。亡くなった娘の名をつけています。
今回は、お客さまに合わせて和のテーブルに。
学生時代に買った器から、最近のものまで、いろいろ並べました。
画像は、料理ののる前の器たち。
花は、裏の土手に咲いていた岩沙参 (いわしゃじん)とメキシカンセージ。
秋の花は、紫のものが多く、どこか郷愁を誘います・・・。
美味しいお酒と楽しい歓談の後、娘のピアノを聴いていただきました。
3曲のうち1曲は、ラヴェルの「水の戯れ」だったのですが、ラヴェルがお好きなAさん曰く、
「柔らかさと拙さが程よくからみあって水が流れる如く、大変心地よかったです。」ということ。
外は、突然やって来た寒気に身も震える程でしたが、家の中は和の世界に造詣の深い皆さんと、和やかな大人のお酒の会となり、あらためて嬉しい文化の日となりました。