4/09/2010

麻の葉工房へ



約半年ぶりに、麻の葉工房まで、お稽古に出かけて来ました。
W氏とは、ちょくちょくお会いしているのですが、
工房でのお稽古は久しぶり!

今日は、染みが多くてもう使えない祖母の帯を使って、
何か着物用のバッグは出来ないものかと相談。
では、市松や網代の編みこみを入れて、作ってみましょう、と
アドヴァイスをいただきました。
帯を細く切ってテープ状に作り、8cm角に編むものと、
そのまま8cm角に切ったものを組み合わせ、形作ります。
原型は、気に入って使っているこれとか、あのバッグ。

祖母の帯が、新しく生まれ変わるかと思うと嬉しくて、
そして早く仕上げたくて、地道に作業。

この帯の配色、好きだったのです。
バッグに変身して、再生させることが出来るとは・・・!


祖母は、本当によく、この帯を締めたようで、
部分的に擦り切れや、汚れもありますが、
同時に、硬いはずの帯がこなれて柔らかく、
思いのほか、やりやすかったです。(もちろん、W氏のサポートのお陰!)
ほぼ一日中なので、疲れはしますが、
W氏と楽しくお話しながらの作業は、癒しでもあり・・・


工房には、たくさんの素朴で可愛いお人形がありました。

一つ一つ着物や髪型も違って、表情があります。
眺めているよりも、手のひらで包んでみると、
その良さが倍増します。



これも、小さな羽子板ですが、
丁寧に作られていて、本当に愛らしい・・・。
着物の柄で、全く雰囲気が変わりますね。


この素敵な工房、ロケーションも素晴らしいのです!
古いものがお好きな方は、是非どうぞ♪

さて、祖母の帯利用のバッグ、
次回のお稽古では完成品をお披露目出来るように、
家でしっかり仕上げましょう!
そして、祖母に見せるのが、とても楽しみです。
どんな顔、するかな・・・?