スカート部分を作る前に、革靴を仕上げました。
そして昨夜から靴下も編んでいます。
今夜には完成しそう。
なかなかまとまった時間が取れないのですが、
合間にこういったちょこちょことした作業をこなしております。
今日も昼食後、祖母のところへ。
職員さんが入れ替わり何人も来られ、
「お顔の色もいいですよ!頑張ってはります!」と仰って下さる。
確かに顔色もいいのだけれど、
今までにないほど 痩せて か細くなった祖母。
それでも、精一杯何かを訴えかけるように
じっと大きな目をこちらに向けています。
・・・お水くらいあげたい。
誤嚥防止のため、今では口の中をウェットティッシュで拭くことしか許されていません。
私だったら、誤嚥してもいいから、
自分の最期には飲みたいものをがぶ飲みして逝きたいと思わずにはいられない。
けれど、誤嚥して吸引される祖母も、
その苦しい表情を目の当たりにしつつ、処置される職員さんも
それぞれに大変だろうし、簡単に言えることではありませんね。
それでも祖母を見ていると、いろいろと考えてしまう。
祖母の羽織から作った着物を着る市松さん。
これを着ていた頃の祖母は、どんなだったんだろう。