初めてお預かりした、アンティークのBahr &Proschildの女の子。
今日、靴が完成して、後は袖口と細かい部分が少し残るだけとなりました。
靴の革は、オリーブ色に。
ジャケットの後ろとスカート部分は、たっぷりプリーツを作りました。
どこかにBP嬢の瞳の色を、アクセントに入れたいと思い、
帽子の飾りに、小さな花を付けました。
これは、母が手染めした紫陽花の一輪。
BPちゃんは、もう100年以上も前の貴重なお人形。
アンティークに造詣の深い持ち主さまからの、大切な預かりものなので
特に厳重に、プチプチに包んで作業しています。
1日の終わりに一区切りして、
また顔にプチプチの覆いをかけようとすると、
必ずムッとするBP嬢。
「もっとドレスの作業、続けてちょうだい!」と
訴えているように思え、なんだかとても可愛らしいのです(笑)。
実は、画家さんに一目惚れされたBPちゃん。
ドレスが仕上がった後、 画家さんのアトリエにお招きを受けて、しばし滞在する予定。
私も、大阪での親代わりとして、楽しみにしています!