来週まで、京都でルーヴル展がやっています。
母が、ラ・トゥールの「大工ヨセフ」をどうしても見たいと言うので、今日出かけて来ました。
混雑しそうなので、早めに家を出ましたが、乗り込んだ電車の中は既に、目的地が同じ予感のおばさま達でいっぱい!
美術館に到着したのは10時半でしたが、会場の外には、もう行列!?
スピーカーを持った係の人に促され、行列に並ぶと、会場に入るまでその時点で30分待ちということ・・・行列に並ぶのは、苦手です(涙)。
「帰ろうか・・・?」と私に気遣い、言う母でしたが、折角来たのだからと、並ぶことちょうど30分。
けれど、中もすごいことになっていました!人で絵が、見えない・・・!!
幸い(?)私の好みの絵は少なく、ほとんどの絵はスルーしました。
大好きなベラスケスの前では、しばし立ち止まり、目に焼き付けましたが、全ての絵をじっくり見るなんて、とても出来ない状況。
・・・そういえば、こんなこと、昔あったなぁ~(タイムスリップ中) ・・・・・・そうそう、あれは35年くらい前、東京の上野動物園で、パンダを見た時だったっけ。あの時も、スピーカーを持った人達が、「立ち止まらないで下さい!」と叫んでいたっけ・・・・・・。長い時間待って見れたのに、パンダは背中を向けていたわ・・・・・・フッ・・・。
ハッ!と再び現実に戻り、大工ヨセフを母に見せ、これまた戦争のような絵葉書売り場で、二人力を合わせて数枚ずつ購入し、美術館を後にしました。(その頃には、外の行列は倍の長さに・・・!)
どんな名画も、こんな状況で見るなら、家で画集を見てた方がいいかも・・・と私は思います。
その後、三条で学校帰りの娘と待ち合わせ、スマート珈琲でランチ。
お腹を空かせた娘
スマートのランチ
スマート珈琲のランチは、メニューから好きなものを2品選んで作ってもらうのですが、私の定番は、チキンカツとベジタブル・オムレツです。
レトロな建物の中の清潔感溢れるテーブルで、美味しいランチをいただいて、少し疲れも和らぎましたが、その後の帰路、私が電車の中に母の荷物を置き忘れるという、普段なら母の専売特許の失敗をやってしまいました(涙)。
荷物は無事に見つかったのですが、最寄駅までまた取りに行き・・・最後の締めがくたびれ感を増長・・・。