現在作っているジュモーに使うレース。
いろいろ合わせてみて、これが一番今回しっくりきました。
むかしむかしは、貴婦人の襟元を飾っていたのでしょうね。
前立て部分になるところは、
立体的に、リーフ柄のモチーフが重ねられていてる繊細なもの。
これが上手く活きるように、作業を進めて行かなくてはなりません。
でも今日はまだ、ドレスの細部の飾りを、ちまちまと手縫いしていました。
久しぶりの60mの子、だいぶ縫う量も変わってくるものですね!
現代は、こんな自然素材の可憐なレースは、まずありません。
科学繊維で出来た深みの無いものがほとんどなのは、残念なことです。
いつかの母の日に、こんなのをプレゼントした覚えが・・・
(おーい、かあさーん、あれは一体どうなったのだ~!)
おばあさんになったら、こんなカラーを気負いなく、
カメオとともに身に付ける、
そんな人になりたいのです。
その時は、白髪にもっとカラフルな色を着て、
人生を謳歌しなくてはね。
たとえ、後ろ指指されようとも・・・・・・。
そういうことが出来て、似合う人にならなければいけません。