7/19/2013

アンティークレース



 現在作っているジュモーに使うレース。
いろいろ合わせてみて、これが一番今回しっくりきました。

  むかしむかしは、貴婦人の襟元を飾っていたのでしょうね。






前立て部分になるところは、
立体的に、リーフ柄のモチーフが重ねられていてる繊細なもの。
これが上手く活きるように、作業を進めて行かなくてはなりません。

でも今日はまだ、ドレスの細部の飾りを、ちまちまと手縫いしていました。
 久しぶりの60mの子、だいぶ縫う量も変わってくるものですね!



 現代は、こんな自然素材の可憐なレースは、まずありません。
科学繊維で出来た深みの無いものがほとんどなのは、残念なことです。




いつかの母の日に、こんなのをプレゼントした覚えが・・・

(おーい、かあさーん、あれは一体どうなったのだ~!)




おばあさんになったら、こんなカラーを気負いなく、
カメオとともに身に付ける、
そんな人になりたいのです。

その時は、白髪にもっとカラフルな色を着て、
人生を謳歌しなくてはね。
たとえ、後ろ指指されようとも・・・・・・。

 そういうことが出来て、似合う人にならなければいけません。