図書館より、ウジェーヌ・アジェの写真集を借りてきて
このところ眺めています。
もともとは、ビスクドールが生まれたころの写真があるということで
見てみたいと思ったのですが、
図書館にあったものには、人形の写真は無く、フランスの街並みばかり。
けれど、なんとも言えない空気感があって、
見入ってしまうのです。
時代を飛び越えて、物語がしみじみと伝わってくる
ちょっと物寂しい世界。
これは、この写真集には無いスナップ。
こんなふうに街頭で人形、売られていたのでしょうか?
他の写真集も是非、見てみたいけれど、
図書館にはこれしか無く。
(これだけでも、あって良かったのだけれど・・・)
日曜日の今日。
お知り合いのピアニスト、延時幸子さんが出演される演奏会が中之島でありました。
中之島周辺は、古い建物・橋・川と、
好きなものが揃っています。
歩きながら、日差しでiPhoneの画面も見えず、
あまりいい画像はありませんが・・・。
延時さんのピアノは、いつもながら美しいものでした。
揺らぐような儚さも、ふくらみのある音も、素晴らしい。
いつか音楽家の友人が、「森の中を歩いている気分になる音」と表現していたけれど、
そんな、幸せな世界をお持ちです。