今日は、大槻能楽堂まで、Iさんの能舞台に出かけて来ました。
演目は「井筒」。
まったく、小柄なIさんの舞台での存在感には
毎回圧倒されます。
幼少の頃から日本舞踊やお茶を嗜まれ、
日頃から所作の大変美しい方。
それでいて、語り口は江戸っ子のように粋で
いつも、つれられて周りも笑ってしまうような、豪快な笑顔の持ち主です。
在原業平とその妻を描いたこの井筒、
見所がたくさんあり、目が離せない舞台、
月やあらぬ 春や昔の 春ならぬ 我が身ひとつは もとの身にして
なんとも切ない物語。
身体もだいぶ復調し、 風邪薬で少しぼ~っとしながらも、
舞台の幽玄の世界を、共に彷徨い、心より愉しみました・・・。
帰宅して、お茶を一杯。
メールボックスを開くと、このところ、懐かしい方など、
嬉しいメールがたくさん届いています。
神戸の展覧会まで、あと3週間ですね・・・!