1/03/2008

2008年初詣・石峰寺・その2












 更に奥の坂を上りきり、もう一つの赤い門をくぐると、五百羅漢のある竹林があります。


 静かな静かな竹林の中に、気が付けば 石仏がいっぱい!!
どれも味わい深い表情で、どこかユーモラス。 探せばきっと、誰でも自分にそっくりなものを見つけられそうな気がします。
石仏達は、寝転がっているのもあれば、居眠りしているものもあります。
なのに、最後の賽の河原では、お釈迦さまを囲んで、皆別人のようにすましている様がとても可笑しい。
ほんわかしたムードの石仏達なのです。
 
 昨年、この石峰寺の石仏が、どうやら人間らしき手によって、倒されたり破壊されたりした事件がありました。
修復された後だったこともあり、その惨劇の跡はありませんでしたが、人々が長い年月かけて大切に守ってきたものを、遊び半分(かどうかは知りませんが・・・)で壊してしまうその神経には憤りを感じます。
古いものを大切にする・・・それを当たり前と思う心が、現代人には欠けているのです。
もちろん、それは私にも当てはまらないとは言い切れません。今回の石仏巡りで、自らも反省。
 
帰宅してから、この事件の犯人が地元の児童だったことを知りました。
(けれど、自首してきたというこの子供達、きっとものすごく反省したことでしょう。その経験を活かして、古いものを大切にする心を、周囲に伝えて行ってくれると石仏も浮かばれることと思います。)
 
 最後に、みんなで手編み手袋を空にかざし、記念撮影(笑)。
                          
                          今年もそれぞれに頑張ります♪