昨日は文楽劇場へ。
演目は菅原伝授手習鑑の 北嵯峨の段・寺入りの段・寺子屋の段でした。
このポスターの真ん中のとこです。
文楽に通うようになって、だんだんにその面白味が分かるようになったけれど
私の中の重要な魅力というのが、いつも気楽な気分で出かけられること。
過去にパニック障害になり、劇場に行くのが恐怖だったのを思うと
文楽は全く緊張しないのです。
明日は文楽だな~と思っても、出かけるぎりぎりまでのんびりとしている・・・
そんな安心感が有り難い。
劇場内も年配の方が多く、いつもほのぼのとした雰囲気。
もちろん、気張った感じのお客さんもいるけれど
ほとんどが自然体で楽しまれている様子。
文楽のお膝元に暮らせる幸せ感が、年々強くなる。
今回は始まりは、初めての太夫さんと三味線さんでした。
お若い方々で、特に 碩太夫(ひろたゆう)さんはよく声が通り、
これからがとても楽しみな方だなと思いました。
若太夫さんは、聴いていて一番心にしみる太夫さん。
人間国宝だった祖父の十代目若太夫さんは68歳で失明され、
以後床本なしで語られたんだそう。
どんなふうだったのか、聴いてみたかったなぁ。
もちろん人形も見どころ満載で、あっという間の演目でした。
次は秋の公演へ。
(もちろんその間にいろいろと劇場ではやっていますが)
それまで私たちも文楽はお休みです。

