麻の葉工房でのお稽古で、
リクエストを聞いていただき、根付を作って来ました。
「そうだ、折角根付を作るならば、着物を着て行こう!」
当日は夏日でしたが、
先日出来た、帯バッグも見ていただきたかったことと、
ちょうど裾が麻の葉模様(!)の単衣の着物があったので、奮起!
押入れから、しつけのついたまま出てきた
40年前に作ったらしい、母の帯を合わせて締めて出かけました。
教わった根付は、縮緬古布と糸飾りがふんわりとした風合い。
帯へのあたりもやわらか。
香水壜のような形ゆえか、そこはかとなく香木が香ってくるような・・・。
下に敷いているのは、
40年を経て、やっとデビューできた、母の葡萄の帯。
(なんと、色違いの葡萄の帯が、もう一つ出てきました!)
祖母の薔薇の単衣帯にも乗せてみました。
こちらは、年季が入っています。
ちょうどお太鼓部分にも、うっすらとシミが・・・
でも、そこに刺繍を施せば、また生き返るかも。
お母さ~ん! 出番だよ~!