滋賀県立近代美術館の後は、一路湖北へ!
お目当ては、向源寺の国宝 十一面観音菩薩立像。どんどん車は北上します。
こんなところに、本当にあるの?というくらい、観光地化していない素朴な町。やっと駐車場を見つけて歩き出したこの場所で、印象的な赤に、たくさん出会いました。
赤は、大好きな色です。 しかも、日本の景色の中の赤は、いつもハッとするくらい美しいもの。
しばし、カメラでパシャリ!
そして、肝心の観音さまはといえば・・・前のお姿も大変優美でありながら、それにも増して、後ろ姿がたまらない美しさ・・・いつまでも見ていたかったです。
やや前かがみの姿勢は、人々のために、すぐに動き出すため。 通常より長い左手も、救いの手を差し伸べていると言われているそうです。
向源寺を出た後、珍しく兄が方向を間違えました。すぐにUターンするために入った道に、びっくりするような古くて大きな木が! 約700年前からある御神木でした。
この間違えは、きっと神様のお導きかしら? ここまで来たのなら、この木も見てお帰りなさい、と連れて来てくれたような気がします。