5/01/2009
滋賀へ! 伊吹篇 その1
長浜の後は、伊吹山のペンションへ。
こちらに泊まるのは、もう3度目になります。とてもアットホームなのに、控えめで押し付けがましくないオーナー夫妻のお人柄と、家庭的な仏蘭西料理が好きで、すっかりリピーターと化しています。
到着して、まず一休み。腹ごなしのために、夕飯前に近所を散歩しました。
周囲は、まさに田舎の風景です。
最近、どうしてこんなに、日本の懐かしい町並みに心惹かれるのだろう・・・と思います。
決してお洒落でもなく、便利でもなく・・・けれど、日々の営みを丁寧に送る、ゆったりとしながらも、背筋のしゃんと伸びた空気。
随分昔に建てられただろう、家々。ほとんど変化の無い毎日でしょう。
でも、だからこそ目で 肌で感じられる、小さな自然の移り変わり・・・。
前を横切って駆けていく子供たちを見ながら、こんな土地で子供時代を過ごすことが出来る幸せを想い、胸が熱くなりました。
素晴らしい夕焼けを背景に囲む夕食は、美味しく、また豊か!
水際で取れたという、山盛りのクレソンオンリーのサラダは、スーパーで買って来たものじゃ、とてもこんなにみずみずしくはいただけません。
お肉もスープも美味しかったけれど、初めて食べた、クレソンだけ(!)のサラダが、何よりも心に残りました。
画像は、(遠目には)なんだか赤毛のアンのようで、思わずシャッターを切ってしまった、我が娘と我が母。
そして、向かう先は、グリーンゲイブルズならぬレッドゲイブルズ?ペンション伊吹。
レース模様のような古いブロック塀。
その向こうで、にらめっこした猫ちゃん。
伊吹山をバックにした、お寺の鐘。
最後は、「そうそう」と頷いてしまった、倒置法のなんとものどかな標語。