昨日は文楽の初春公演に出かけて参りました。
文楽は一日の中で一部から三部まで公演があり、
好きな人は一日中みたりするのですが、私たちにはそれは無理。
では三部の中のどれに行くか?
大抵は演目で決めます。
それと、出来るならば昼の部(二部)が出かけやすい。
今回は昼の部の新薄雪物語を見るつもりで、発売日にPCと睨めっこ。
いつもならば難なく好きな座席がとれるのに、日にちを変えても
なかなか座席がとれない・・・
座席がほぼブロックごと売約済みになっていることからして
学校や団体さんが大量に押さえているよう。
何度もやり直し、やっととれた!!と喜んでいたら、
なんと間違えて朝の部(一部)をとっていた・・・
一部の難点として、お昼ご飯問題があります。
今回もこんな感じのタイムテーブルで、いつお昼を食べるか???
コロナ前ならば休憩時間に座席でお弁当を食べられたけど
コロナ後はどうなんかな・・・
そもそも、25分の休憩時間でトイレも行くとなると
おにぎりくらいしか食べられないなと心配しつつでしたが、
アルコール以外であれば、座席で食べてもよいとのこと。
パートナーは「お昼が二時以降になってもいいじゃないか。」と。
母からも、「あんたはいっつもごはんとおやつを定時にとることにこだわりすぎや!」とも。
でもね、なぜかそういう性分なんです・・・。
ということで、食事のことばかり考えていて、演目について調べたのはほぼ前日。
筋書きを読んでいると、「なんか、ところどころ身毒丸みたいやな・・・」。
登場人物の名前も俊徳丸って似てるし。
調べてみると、 身毒丸は中世の説法である愛護若などをモチーフにしていて、
摂州合邦辻も同じく愛護若や、謡曲の弱法師の集大成として書かれたのだそう。
その記憶を辿りつつ、摂州合邦辻のあらすじを読んでみて、
そのちょっとシュールでゲテモノ的な雰囲気に、
「チケットを間違えて朝の部をとってしまったのは、運命だったのかも・・・。」と
すっかり文楽の舞台で繰り広げられるだろう世界を
わくわくと待ち望む気持ちに変化。
当日はお隣さんも後ろの席も、相当の通の方ばかりだったようで、
「待ってました!!」
とか、
「大当たり~!」
とか、
威勢の良い掛け声もたくさんかかって、気分が盛り上がりました。
もちろん舞台も面白かった・・・
ここ数年、1月は文楽の舞台を見ることが多いように思いますが、
初春の文楽は気分が清々しくて特にいいなぁと実感。
劇場を出ると、厳しい寒さが逆に気持ちの良いくらいでした。


