コスタンテ・アンティークスでの会期中のある朝、
お店に入ると、この椅子が置いてありました。
最近は、めっきり物欲が無くなったのですが、
この椅子は、ひと目見て気に入ってしまい・・・
即決で仕入れて来られたオーナーさんも、快く譲って下さいました。
通常より座面が低く、キャスターが付いています。
オーナーさん曰く、
「ナーシング・チェア、子守の時の椅子です」
そうかっ!どうりで、人形が嬉しそうだと思ったわ!
これは私のもとに来るべき運命の椅子だわっ!
(と、物欲を人形のせいにする。)
繊細な象嵌、曲線を描く背もたれ・・・
とても美しい椅子です。
この椅子を持って、また展覧会場にえっさほいさと向かうことでしょうね。
けれどしばらくは、我が家で・・・。