先日、クリスマス用にパンジーと葉牡丹でリースを作りました。
ワイヤー製の枠は、苗や土を入れるスペースも少なく、
いつも作るのに一苦労です。
そこで今回は、軍手を外して素手で作りました。
爪に土はいっぱい入るし、水ごけは冷たいし・・・
でも、やはり素手の指先の感覚というのは大事です。
仕事の進みも速く、パンジーも極力折らずに出来上がりました。
終わって、手を見ながら思ったこと。
人形作りを始めてから、
いつのまにか
好きだったマニキュアも止め、
爪はちょんちょんに短く、
手は荒れ、指の節のまあ、太くなったこと!
でも、何故でしょう、
不思議とがっかりするような気持ちにはなりませんでした。
春の展覧会の時、久しぶりにあった親戚から、
「お母さんと同じような手になってきて!」と言われ、
何故か嬉しいような、
ちょっとだけ 誇らしいような・・・
先日お会いした、秋穂アンさんの手を見た時も思いました。
(あっ、ものを作る手だ・・・!)
たくさん使って、節くれだって、頑丈になった手。
そんな手を見つけた時、
それだけで
愛おしくなりませんか?