昨日は、まさにタワーリング・インフェルノ(もしくはポセイドン・アドベンチャー)ばりの
恐怖を味わいました・・・。
朝から、2階トイレ付属の蛇口から水が出ず、
おかしいな~と思いながら、あちこちとタンクの中をいじっていたのですが、
外してはならなかったコックをふと外してしまい、
そこから想像を絶する水圧で水が噴出し、
瞬く間にそこらじゅう水浸し!
私は悲鳴を上げながら、そのコックを塞ごうと必死で、
母は裸足のまま外に駆け出し、
ご近所のピンポンを鳴らして助けを呼ぶわ、
娘に電話で知らされたパートナーが、数分後に駆けつけ、
なんとか男の力でコックを閉めるのとほぼ同時に、
母が外の水栓を閉め・・・・・・事態は収拾。
実はその時私は、20分後には友人の演奏会に出かける予定で、
準備していたとこでした。
顔じゅう水しぶきを浴びましたが、気温の高さのおかげですぐ乾き・・・
後は母と娘と水道やさんに任せ、
手早く準備を整え出かけることが出来たのですが、
あまりの恐怖に、身体はガクガク、全身の力を使ったので、腕は痛いわ
手首は内出血と、満身創痍の出で立ち(涙)。
出かけた演奏会は、オール・シューマンプログラムで、
しかも前半だけで1時間半弱、曲の長さがどれも長かったせいもあり、
聴くのもエネルギーが要りましたが、
友人の演奏したヴァイオリンソナタはとても良かったです。
彼女の名前は菊本恭子さん。
彼女の紡ぐ音色と同じく、心もとてもピュアな人で、
大好きな友人です。
実は、トイレの水栓を必死で押さえている時、
「今日はもう、演奏会には行けない・・・」と恐怖の中思ったのですが、
やっぱり行ってよかった・・・。
ステージの上の彼女の姿を見るだけで、元気をもらえます。
一つのことに真剣に向き合い、日々努力をする人は、
本当に美しいと感じた夜でした。
日も落ちた夜の中ノ島は、パリみたいだと言うと、笑われるでしょうか?
その大好きな景色を眺めながら、
激動の1日をパートナーと振り返りつつ、家路へ。
画像は、母によって、糸で描かれたカラバッジョ。
暑い夏、新鮮な果物を、たくさん摂りましょう!
追記
2階のトイレは、部品取り寄せで、来週木曜日まで使用禁止(涙)。
便利な生活に慣れたものは、こんなことですら、落ち込みます。
そして、一夜明けた今日、身体の筋肉痛は増幅され、
キーボードを打つのも辛い状態(再び涙)。