今日は、人形を作っているものにとってはとても重要なアメリカの会社(私も粘土を愛用)が、もう完全にだめらしい・・・という衝撃的なニュースを知り、ネットの中であくせく粘土を探し回っていました。
でもやっぱり、国産のものしか無かった・・・。国産のものは使いにくいのです。
まだ使ったことのない、海外の他社の粘土を船便で送ってもらおうか、思案しているところですが、迷ってる場合じゃないかも。
展覧会までに、粘土不足で困るような状況に陥りたくないので、明日にでもメールで問い合わせをしてみようかと思います。
けれどこういう時は、悩んでも仕方ない!私は常に楽観主義なのです。
今朝焼きあがった人形を見ていた時、ふと思いついて、お雛様にしようと思って縫い上げていた着物を着せてみました。
本来着せようと思っていた人形には、大きさがやや小さかったのです。
すると、雰囲気にぴったり!
その時ちょうど窓から風が吹いてきて、髪をなびかせながら、気持ちのよい表情をしてくれました。
きっと、沈丁花の香りをかいでいるのかしら・・・?
お雛さまというよりは、よそいきを着た女の子といった感じでしょうか。人形の楽しそうな気分をお裾分けされました。
・・・なんというか、こういう瞬間があるから、人形を作るのを止められないのですよね。
今夜はこれから演奏会。
この♪♪♪な気分のままで、行ってきます!