先日の兵庫県立美術館での常設展。
現代美術を流しつつ見ている時に、突然視界に飛び込んできた。
あ・・・ あれ・・・
どう見てもあれは・・・!!!
全く予想していなかった。
ここで舟越作品に出会うなんて。
幸いにして、誰もいない。
「よく来たね。」
そう言われた気がしました。
1986年、私が16歳の頃に生まれた人。
あの頃はやりたいことはいくつかあったけれど、
それに人生を賭けるような強い思いは無くて。
いろんなものを作りながら、16歳を二巡した頃にやっと
今に繋がる気持ちになった。
目の前に立つ人は、そんな40年もの月日を知っているかのような・・・
そんな瞳をしていました。
この時点で、パウル・クレーはどこかに行ってしまった。
今日私がここに来たのは、この人に会う為だったんだ。
神さま、どうもありがとう。