7/16/2014

思い出にかわるまで






二日間お休みしましたが、今日からまた、人形作業再開。

ブレヴェテのスカートを地道に縫っています。







今年始めに計画を立て出した秋の展覧会も
直後に分かった愛犬の病気で頓挫し、ご迷惑をかけていますし、
オーダーいただいている人形のご相談も待っていただいていて・・・


 どれもいい加減なことにならないよう、
しっかりと頑張って行かなければ。




今日は本当に久しぶりに、祖母を訪問。

着くまでの車中の眺めも、どこも懐かしい感じで
浦島太郎の気分でした。


98歳の祖母です。
あまり変わらず、いつも通り元気でした。恐るべし。

 





 帰りにフォトフレームをいくつか購入。

父の時もそうでしたが、とにかく今は
身近に愛犬の写真を飾りたいのです。

そんな欲求を、ひとつずつ実行することで
気持ちを楽にしたい。






夕方、パートナーとセラフィンの散歩コースを歩きました。

お骨の、灰に近くなった細かな部分をほんの少し、
よく歩いた百日紅の木の根元にそっと埋めるために。

これも、欲求のひとつ。




「思い出にかわるまで」 そんな歌があった気がします。

そうなってしまえば、心は今ほど傷まないのですが、
どこかで、思い出にかわって欲しくないと 強く思う自分がいる。

それは、もういないということを、認めるのが怖いからかなぁ・・・。

愛犬の眠った場所、遊んだ場所、
居るはずだった場所を、何度も何度も見つめています。

往生際が悪くて、情けない限り。