今更・・・といった感じですが、帝都物語なんぞを読んでいます。
(これが流行った時は高校生でしたが!)
ついでに、荒俣宏の本を数冊、図書館より借りてきました。
意外に、読んでいそうで読んでいないのが荒俣宏なのです。
まずは、「花空庭園」。
これを見た時、すぐに思い浮かんだのが
澁澤龍彦の「フローラ逍遥」。
やはり、この本を出す時に、「フローラ逍遥」への憧れがあったそうなのです。
だったら尚更、読んでみたいもの。
図書館のは文庫版ですが、これが気に入れば
ハードカバーを古本で・・・と思っていたのですが、
今のところ、フローラ逍遥ほどの感銘はまだ受けておりません。
美しい椿の図版。
ハードカバーなら、受ける印象はかなり変わるのかしら・・・?
「絵のある本の歴史」
ビブリオマニアである著書の、挿絵本総仕上げといった書物。
1987年刊行。
今だったら、もっと美しい作りの本が作れるのだろうなぁ、と
思わずにはいられませんが、それでも内容は肌理細やか。
流石、荒俣宏です。
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このブログを読んで下さっているとおぼしき方々や、父の死を知っている友人には
失礼ながら、喪中葉書をお送りしませんでしたが、
それ以外の方にお送りしたものが一昨日あたりから到着し出しているようです。
昨日から、既に何件かお電話。
葉書には誰が亡くなったとは記しませんでしたので、
皆さん一様に我が家の97歳の祖母が・・・と当然思われるようで。
ちなみに祖母は、来春98歳。
大変元気にしております。
もう、100歳も射程圏内なのですよ。